電子カルテ情報共有 導入記

 

ONSの Validator

追伸あり (2025.6.4)


最近 ONSから記録条件仕様バリデータツール(Valiadtor)が公開されました。(2025.3.28) route3 で紹介した日本医療情報学会のValiadtorとよく似ています。おそらく 芯の部分はおなじものだと思われます。

2文書, 臨床情報, 健診結果報告書 に分かれていて, 医療JSON文書を検証してくれます。これまで試験環境でやったときに返ってくる resと同じものが 出力されます。 いちいち 試験環境を立ち上げなくても検証できるのは 便利です。

使用説明書が添付されていて,

『01_2文書』の場合,


のように 配置するように書かれています。

input, output Folderは新たに 作成します。

input Folderに 検証したい JSON文書を 入れておきます。(以下の図では”test3.json”)

私のMacOS の 場合

『fhir-validation-document』Folder を新たに作り Documents Folderにおきました。
























addon-tool.app に関しては darwinのものを使いますが, そのなかに amd64とarm64 があります。


Intel Macでは arm64, amd64 どちらでもエラーなく動きます。

追伸 (2025.6.4)

実は その後 Intel Mac (OS10.15 Catalina )で検証したら, 上記の結果を再現できませんでした。以下訂正させていただきます。

amd64の“addon-tool.app”を使用して fhir-validation-document.jar 実行すると 以下の警告が出ますので,

MacOSの システム環境設定の「セキュリテュイとブライバシー」から 「ダウンロードしたアプリケーション-addon-tool.app の許可」 をOKにしたら,

再度 実行時に「addon-tool.appの開発元.....開いてもよろしいですか」というmessageが出ました。 これに「開く」と回答したら 正常に稼働しました。















それでも 不具合が出るときは “addon-tool.app”の「情報を見る」から, アクセス権をcheck,

あるいは ターミナルで [$ ls -l」コマンドで 実行権を checkして見てください。

arm64 は 機能しませんでした。


Apple Silicon のMac では arm64は エラーもなく動きました, 環境によっては 同じ現象が起こるかもしれません。

Windows 11 でも 正常に稼働することを確認しました。


java は v21が 推奨されています。 Install は No.7(route_7) 参照


“Input ” Folderに 検証したい json を 入れて,

ターミナルに移動して,

$  cd  ~/Documents/fhir-validation-document && java -jar  fhir-validation-document.jar --inputPath=Input


と入力すると 最終的に

2025-04-02T16:56:59.239+09:00 INFO 10796 --- [           main] j.o.s.c.FhirValidationApplicationRunner  : 診療情報提供書のデータ検証を開始します。

2025-04-02T16:56:59.247+09:00 WARN 10796 --- [           main] j.o.s.c.FhirValidationApplicationRunner : データ検証が正常終了しました(検証エラーあり)。詳細は検証結果ファイルをご確認ください。検証ファイル:test3.json, 検証結果ファイル:test3_response.json

2025-04-02T16:56:59.264+09:00 INFO 10796 --- [           main] j.o.s.c.FhirValidationApplicationRunner  : 診療情報提供書のデータ検証を終了します。


という 結果が “Output” Folder に 返されます。


うまく行けば, 前回 ご紹介した( route 4 ) 試験環境で 返される res と 同じものが json で 出力されます。(前回はXML)



不適合の messageも 試験環境と同じものが返されます。



留意点


解説書pdf には ターミナルでの 操作で



<検証対象フォルダパス> というところを 真に受けて フルパスなど 書いて見ましたが, うまく行かず, 上記の通り

「 --inputPath=Input 」と書いて うまくゆきました.


解説書にもありますが, 出力 messageの中に

「Error connecting to build server - running without build (Network Access is prohibited in this context)」

という Errorが 出力されますが, これは無視していいということです.


報告 json は “Output フォルダーに ”ResultList, ResultCode,ResultMessage, DetailMessage が 出力されます。




 

(工事中)

2025.4.6 更新

No. 06