電子カルテ情報共有 導入記
電子カルテ情報共有 導入記
電子カルテ情報共有のための試験環境の設定
2025.2月からは 試験環境(第二でなく)でテストできるようです。本番環境でもできるらしいのですが, 本番環境で実施するといい加減なデータは送れないので,支払基金からどんなクレームがくるか分かりません。それに電子処方箋とは違って, 簡単に消せないような印象です。(未確認) 試験環境がお勧めです。
支払基金に 申請書を出せば, 電子カルテ情報共有サービスを「利用する」ことができます。これを申請してOKがでないと 試験環境でのテストもできません。
医療機関等剝け総合ポータルサイト (ユーザーLogin は不要です)
https://iryohokenjyoho.service-now.com/csm?id=csm_index
医療機関・薬局等の方 > 左欄の電子カルテ情報共有サービス>利用申請 > 電子カルテ情報共有サービスにおける利用申請書
をdownloadしてください。EXCEL Fileです。
これを指定された 支払基金のメールアドレスに送付します。だいたい1Wで OKの返事が来ます。
試験環境の設定は 「電子処方箋 導入記(No.14)」で紹介しましたが,
1. 新しい “ChangeEnvironment.bat” をONSから downloadして使ってください。操作説明もあります。
2.その ChangeEnvironment.bat を実行して 「試験環境(第二ではない)」に切り替えてください。
3.Edge 画面に「試験環境の管理者」でLogin します。
これを指定された 支払基金のメールアドレスに送付します。だいたい1Wで OKの返事が来ます。
「環境設定情報管理」をクリックして 以下の画面から 「電子カルテ情報共有サービス」を「利用する」にします。
上記の申請書が受理されないと, この部分が「利用する」になりません。
続いて デモ患者を登録します。
元のEdge画面に戻って 「テスト用データセットアップ」をクリックします。
「データカテゴリ」で「電子カルテ情報共有サービステスト用」を選択します。
「テストデータを選択してください」をクリックすると,
以上の候補が ドロップダウンリストとして表示されますので 希望のものを選択します。
下の図の並び順が その下のデモ患者の一覧表と一致します。
実際は2〜3件有れば十分でしょう。
これで電子カルテ情報共有をテストする環境が出来上がりました。
2025.3月の時点では 「診療情報提供書」と「退院サマリー」しかテストできないようですので, 「診療情報提供書」の文書登録を試みます。
さらに, そのJSON文書のなかの医療機関番号,患者保険情報は上図のように書き換えなければなりません。
例えば,1番上のデモ患者なら
医療機関番号 5120232425 として
保険情報は 06140248:101:5120232425x201:01 になります。
生年月日 1990-01-01 も書き換えます。
JSONの原稿が出来上がったら, Cot Editor , etc で UTF8 の文字コードであることを確認します。
そのJSON原稿 がValidatorで No error の判定をされたら, それをもとに電子カルテ情報共有のテスト用の XM を作製します。
1.JSONを Base64でEncode します。(A_JSON_BASE)
2.A_JSON_BASE を 下記のXML文字列に組み込みます。
<?xml version="1.0"?>
<Document>
<FHIRDocument id="FHIRDocument">
A_JSON_BASE
</FHIRDocument></Document>
3..そのXML全体をもう一度 Base64でEncode します。(B_JSON_BASE)
4.さらに その B_JSON_BASE の改行コードを削除して 1行のTEXTにします。
5.それを以下の XML フォームに組み込みます。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" standalone="no"?>
<XmlMsg>
<MessageHeader>
<ArbitraryFileIdentifier>test0001</ArbitraryFileIdentifier>
</MessageHeader>
<MessageBody>
<MedicalReferralDocument>B_JSON_BASE</MedicalReferralDocument>
<BrowsingConsent>0</BrowsingConsent>
<QualificationInfo>
<InsurerNumber> 06140248 </InsurerNumber>
<InsuredCardSymbol>101</InsuredCardSymbol>
<InsuredIdentificationNumber> 5120232425x201 </InsuredIdentificationNumber>
<InsuredBranchNumber> 01 </InsuredBranchNumber>
</QualificationInfo>
<Birthdate> 1990-01-01 </Birthdate>
</MessageBody>
</XmlMsg>
6. ここでも JSON内部に書き込んだ デモ患者保険情報,生年月日(靑字)を書き込みます。
7.そのXML から 改行コードを削除して,完成XMLとします。
8. 送信用 File名は 「CISsiMRD01req_xxx57654321987.xml」とします。
9.オンライン資格確認の req Folderに 送信します
10.うまく行けば 下記のような res が返ってきます。
res 中に 2つのコメントがあって、
Bundle.entry[0].resource/*Composition/compositionReferralExample01InlineNoEntry*/.extension[0]: The extension http://hl7.org/fhir/StructureDefinition/composition-clinicaldocument-versionNumber|5.2.0-ballot is deprecated
Bundle.entry[0].resource/*Composition/compositionReferralExample01InlineNoEntry*/.extension[0]: 拡張機能 http://hl7.org/fhir/StructureDefinition/composition-clinicaldocument-versionNumber|5.2.0-ballot は非推奨です
Bundle.entry[0].resource/*Composition/compositionReferralExample01InlineNoEntry*/.type: None of the codings provided are in the value set 'FHIR Document Type Codes' (http://hl7.org/fhir/ValueSet/doc-typecodes|4.0.1), and a coding is recommended to come from this value set) (codes = http://jpfhir.jp/fhir/Common/CodeSystem/doc-typecodes#57133-1)
Bundle.entry[0].resource/*Composition/compositionReferralExample01InlineNoEntry*/.type: 提供されたコーディングはいずれも値セット「FHIR Document Type Codes」(http://hl7.org/fhir/ValueSet/doc-typecodes|4.0.1) に含まれていないため、コーディングはこの値セットから取得することをお勧めします。(codes = http://jpfhir.jp/fhir/Common/CodeSystem/doc-typecodes#57133-1)
意味するところは 最新の状況に合わせろ, かと解釈されます。サンプルJSONが古いので これは後ほど問題になるかもしれませんが, 現時点ではとりあえず、OKかというところです.
(工事中)
2025.3.16 更新
No. 04