電子処方箋 導入記 (No.15)
実際にやってみると(その4) 試験環境で新ルールの確定処方箋XMLを作成
電子処方箋対応 紙の処方箋発行モードの確定電子処方箋
最近 ONSのから アナウンスがありました。
今後, 「要素内で改行しないこと(改行コードを含めないこと)」
本改版に伴い、上記タグ内に記録されるBase64エンコードされた処方箋情報(調剤結果情報)の文字列に改行が含まれていた場合はエラーとなるよう、機能更新を行います。 本件に係るシステムリリースは2023年3月17日を予定しております。
上記の ”要素内”という意味が今ひとつわかりませんですが,
CSVの中のLF 改行記号を削除したら, 見境がつかない一文になってしまいますから, このCSVのLF記号のことではないでしょう。
CSVをBase64でencodeしたデータをCotEditorでみると, LF, あるいは CR の改行記号が入っているようで(勝手に入ってしまう), これを削除すればいいのではないか, と考えて
以下 確定処方箋作製する 処理
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1.処方箋CSV をTextEncode関数( “utf-8” ; 3 )でLF改行のTextに変換します...A
(このFileはオブジェクトFieldに保存します. )
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2.AをBase64encode ....B
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3.Bから LF, CR 削除 ... Substitute ( B ; [ Char(10) ; “” ] ; [ Char(13) ; “” ] )...C
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4.Cを処方箋 Format に組み込む... D
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5.DをBase64でencode...E
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6.電子処方箋の Format に( 医療機関コード + D ) 組み込んで...F
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7.<issueType>2</issueType>...紙の処方箋であることをを最後に書き足します。 (署名付きの電子処方箋は 1 です。)
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8.F から LF,CR 削除 ... Substitute ( F ; [ Char(10) ; “” ] ; [ Char(13) ; “” ] )...G
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9.このGのStepを省略すると以下の警告messageがでてきます。
File名は EPSsiPIR01req_xxxxxxxxxxxx.xml
この G を req_Folderに投函
これで 確定電子処方箋 として受け取ってもらえました。
重複checkのXML作製は
重複checkXMLは あまり厳しいことは要求されません。3.17以前に通過していた様式で 3.17以降も
通過しました。「 要素内で改行しないこと」というルールは適用されないような印象です。
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1.処方箋CSV をTextEncode関数 ( “utf-8” ; 3 ) でLF改行のTextに変換します...A
(このFileはオブジェクトFieldに保存します. )
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2.AをBase64encode ....B
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3.Cを重複checkの Format に組み込む... D
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4.D からLF,CR 削除 ... Substitute ( D ; [ Char(10) ; “” ] ; [ Char(13) ; “” ] )...E
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5.このEのStepを省略すると上記の警告messageがでてきます。
File名は EPSsiDMP02req_xxxxxxxxxxxx.xml
この E を req_Folderに投函
これで 重複checkXML として受け取ってもらえました。