オンライン資格確認 導入記 (No.3)         2021.5.20更新

連携アプリケーション その1      


先のページで触れましたが, 連携アプリケーションを駆使すれば,XMLデータをFilemakerに取り込めるかもしれません。(下図)




もともと, I・O dataの APX-MEDICALを購入したとき, すでに配信アプリケーション, 連携アプリケーションともinstall してありました。配信アプリケーションで ”今すぐDownload” ボタンを押せば, 連携アプリケーションも自動で, Verson Upされるはずなのですが,



それが, 何度やってもうまくゆきません。これはONSの方針変更にも事情がありそうなのですが, あとで検証することにします。


とりあえず手動で連携アプリケーションの最新のversionをinstall しました。(1.0.10)

その上で連携アプリケーションの操作手順書(1.00版)をみて, req, res の共用Folderの場所を探しました。するとp4に

ユーザー定義ファイル(C:\ProgramData\OQS\OQSComApp\config\UserDefinition.property)の”RequestDataDir”に記載したフォルダ....とあるので, てっきり, ここに共用Folderがあると思ったのですが... “UserDefinition.property” Fileがあって,Folderはありません。ONSに質問しました。答えは,この “UserDefinition.property” に共用Folderの場所が記載してある...(-.-) ということでした。さっそく “UserDefinition.property” File(テキスト) をメモ帳で開くと



7行目に “RequestDataDir=C¥¥OQS¥¥req” , 8行目に “ResponseDataDir=C¥¥OQS¥¥res” とありました。ここが共用Folderの場所だというのです。探すとたしかにFolderがありました。まあ, 宝島の地図のように, 少しずつ謎を解きながら進んでゆく感じです。



連携アプリケーションは, 導入手順書はありますが, どういう仕組みで XMLデータをやり取りするのか, 詳しい説明はありません。ONSベンダーサイトに質問したところでは

設定さえ済ませておけば, 毎回Loginの手動操作は必要無く(Web検索とは違って),  req Folderに最低限の4項目(保険者番号, 被保険者記号, 被保険番号, 生年月日)を記載した要求XMLを放り込めば, 1秒(?)おきに, それを読みに行き, 基金サーバーに問い合わせて, 保険証情報をres Folderに返す, というしくみだそうです。



ところが, この”req” Folderに TEST用の XML Fileを放り込んでも,”res” Folderにはなにも入ってきません。