オンライン資格確認 導入記 (No.20)                 2022. 5 .1 更新

その後 7:   Windows10の画面真黒になって操作不能                     


ある日突然 資格確認端末のWindowsの画面が真っ黒になってしまいました。

画面にカーソルは見えてマウスの動きに沿って動いてはいる。そのそばで小さいサークルがぐるぐる回っている。何かを読み取ろうと一生懸命動いているが読みとれないと いう風情だ。下のタスクバーはWindowsのマークが表示されているがマウスに反応しない。




Windows+option+deleteキーでブルー画面のタスクマネージャーの操作する画面が出るが、画面がチラチラ動いて新規タスクは指定できない。一覧表のタスクも選択できない。

電源のシャットダウン操作はタスクマネージャーの画面で出来きるので再起動したが、ユーザーログインまでは正常だがログインした途端、先ほどの真黒画面になる。ユーザーを換えても同じ。


ただ その裏で連携アプリは正常に稼働する 顔認証デバイスも動いていたので結果的に 1Wで回復したが, その間もオンライン資格確認は稼働していました。(しかし顔認証デバイスは, 一度USBを抜いたら操作ができなくなってしまった。)

自力ではどうにもできないので IO dataのサポートに電話してあれこれアドバイスをもらったが, 提案された操作をやってみるが, どうしても戻らない。IO dataにつなぎのWindowsの同製品を送ってもらうことにしました。

もう一度新しく端末を設定すればいいと軽く考えていたが、これがうまく行かない。設定は完了したが, 最終的に, ときどき接続できるが,不安定,とても安定稼働はむり, Edgeで”そのサイトに到達できません”というエラーmessageが出る。そこで, VPNの通信に問題があるのではないかと疑って, 光ケーブルの次につなぐONUとその次のRT-500M1をリセットしたら, 接続できるようになりました。これでやれやれ, と思ったんですが, ところが, シャットダウンして、後日再起動すると,それが繋がりません。これでは使い物にならない。

前機と同じ電子証明書をインストールしたのが, いけないのか...

ルータあたりの問題なのか, (別の項目で述べますが,) NTTのルータあたりにも問題ありそう。

しかし,この借り出しWindows機も買い取れない,と知り, これ以上のこの機器への努力はムダに終わるかもしれない, と感じました。

**************

追記

これは NTTひかり回線のセッション数不足に原因するものかと思われます。もともと, NTTひかりハイスピードはセッション数2なのですが, 通常のインターネットとひかり電話に1(合わせて,推測), オンライン資格確認で1を取られるので, そこに新たなオンライン資格確認を繋いでも, はねられるのではないでしょうか, セッション数を増やせば解決するのではないかと思います。

**************

やっぱり, モトの端末を直した方が早いと気持ちを入れ替え、ネットで探してみると、結局グラフィックドライバーの不具合ではないかと考えました。こういうときに相談出来るレセコン業者がいたら, 心強いのになあ, と自力開発の悲哀を感じました。

下記のサイトを参考にさせていただきました。

Windows 10  サインイン後の画面が真っ暗な時の修復方法

1. 「Ctrl」+「Alt」+「Delete」で 再起動  したが. 無効 ユーザー変更無効

2.  「Ctrl」+「Alt」+「Delete」タスクマネージャー チラチラして 入力できない

3. 「Windows」+「Ctrl」+「Shift」+「B」無効

4. 回復機能を起動させる。。。これで回復しました。

Loginする画面のところで電源ボタンを押して強制終了する操作を2回繰り返したら、突然デスクトップ画面が出てきました。「自動修復します」というようなメッセージは出ませんでした。その後 なんたらマネジャがしばらく稼働して, HDのインジケータランプがチカチカしていましたので、一昼夜そのままにしておきました。連携アプリは動きました。顔認証デバイスも正常に動くことがわかりました。


なにが原因だったのでしょう

1.受付デスクにはすでに電子カルテのパソコンセットが鎮座しており, これ以上のモニタ,キーボードはおけません。場所の節約のためにモニターに小さいタッチパネルモニタを接続していました。このタッチを有効にするには、モニタ側からUSBでWindows本体に信号をおくる必要があります。ここに異常な信号が入り込んだ可能性が高い、とにらんでいます。

2.また切り替え器でときどき旧式の1600x900モニタをDPI端子をHTMI端子に変換して使っていました。かつて、「不適切モニタです」というような警告がでたことがあります。それでも画像は出ていました。

どちらかが原因だった? グラフィックドラーバーの不具合だとすれば、どちらも原因となりうるとは思いますが。


さっそく、Windowsのタッチパネルモニタはやめました。必要なときだけ, HTMI端子付きのモニタに接続するシステムにしました。


また,こういうトラブルのために, WindowsのHDをそのままコピーして, いざというときは, そのHDに取り替えて動かす,という予防対策が必要ではないかと感じています。