オンライン資格確認 導入記 (No.13)        2021.10.28 更新

サンプルソフト: FMbat v3.0.2 を公開します。               
FMbatroad13_files/FMbatv302.zip

(カスタム関数 Intermediate が古かったので 新しいものに差し替えました v3.0.2)                        (zip 圧縮 4.2MB)

そんな大それたものではないですが, ご参考にしていただければ幸いです。

このソフトをMacで稼働し, 実際にオンライン資格確認端末に連結し,さらに基金サーバーに問い合わせ等の動作が問題なく出きることを確認しました。

Windows10の場合は zip File を “すべて展開”で解凍してください。

ID, パスワードは設定していません。

不具合, etc お気づきの点がありましたら,Mail ください。皆さんといっしょにこの難局(?)を切り抜けたいと思います。


動作環境:

FMbat v3.0.2は Filemaker v12 以上で動きますが, オンライン資格確認の操作には 以下の環境が必要です。

Mac (OS10.13以上でないとFilemaker v18がinstallできません), Windows7,10でも開けます。

Filemaker v18, v19

オンライン資格確認端末(Windows10) とFile共有させます。

(MacとWindows10のFile共用に関しては,たくさんネットに記事があります。)


このソフトはTEST目的ですから, req, res, face Folderは 同じ階層にある TEST_req, TEST_res, TEST_faceに置き換えて動作させています。要求XMLは どの受診者でもテスト可能です。reqに投函すると数秒以内に連携アプリが持っていってくれますが, TEST環境では当然貯まる一方です。res Folderには 架空のXMLデータが蓄積されています。実際に読み込むことができます。ただし, 最初のレコード 2〜4 の受診者番号が使えます(memo欄に オンライン資格確認 回答XML あり, と記してあります)。face Folderのデータは 新規受診者, 確認時のデータとして使えます。(2件のXMLが入っていますが, 直近のFileしか読まれません)

実際にオンライン資格確認システムで使うときは, 以下の4点を変更してください。


K_XML File のScript: “Drop_Req_XML”



K_XML File Script: “Take_FaceFold_XML”



K_XML File Script: “Take_ResFold_XML”



操作説明

  1. 1.A_PtInfo Fileを開きます。

  2. 2.資格要求のボタンを押していただくと, req Folderに 要求XMLが投函されます。画面は動きません。



3. 資格確認のボタンを押すと,


  1. 4. res Folderの 当該受診者の直近のデータが読み取らて, 資格確認画面に移動します。▼は内容が異なる場合に表示され, それをクリックすると,左の本体レコードが差し替えられます。なおサンプルソフトにはK_XML fileにすでに読み込まれたレコードが入ったままになっていますので,Windowsでも 一見正常に動くように見えますが, K_XML Fileのレコードをすべて削除すると, S_XML Tableに新しくインポートできないので “Fileがない”というmessageが出ます。



  1. 5.新規受診者がマイナンバーカードを持参されたら, 顔認証端末でデータを読み取り, 自動的に基金サーバーにデータが送られ,資格確認端末の face FolderにXMLが返されます。(本番)

  2. 6.その間に新規受診者番号を決めて, “オン資格入力”ボタンを押すと (生年月日,性別は無視されます)



  1. 7.オンライン資格確認画面が出ますので, “顔認証_実行”ボタンで, “読み取り”を選択するとface Folderのデータが右に表示されますので, “▼ALL”ボタンを押すと, 左側にすべて読み取られます。Windowsの場合はインポートがうまく動作しません。エラーmessageが出ます。



  1. 8.既受診者がマイナンバーカードを持参されたときもほぼ同様ですが, 基本画面から “顔認証_実行”ボタンで, “読み取り”を選択するとface Folderのデータが右に表示されますので, 確認ができます。

**

Filemakerには, <wordA>, <wordB>で囲まれた文字列を取り込む,という関数がありませんので, Intermediateという自作のカスタム関数を使います。手前味噌ですが, 割と使い勝手がいいです。(^.^)

http://sanox.org/Filemaker_Tech/Tech_02.html

http://sanox.org/Filemaker_Tech/Tech_19.html

サンプルFileではこの関数とMiddle_Positionを収録しています (上記と同じURLにあります)。


日々のメンテナンス

res Folderには”資格要求”を行うたびに回答データが蓄積されて行きます。手動で削除しない限り, 消えません。

また, 上記FMbatでは “資格確認”ボタンを押すたびに,K_XML Fileに res FolderのすべてのFileが読み込まれますから(A Fileには直近のデータのみが参照されます), K_XML Fileが最初が空だったとしたら,1,2,3...と読み込まれて,蓄積されてゆき, 100回行うと, ガロアの計算で 101x50=5050のレコードが蓄積されることになります。

res Folderから読み込まれた,毎回のすべてのレコードに”Fieldの全置換”等の操作を行って直近データを探し出すわけですから, 当然少ない方が計算時間の節約になるわけです。(と言ってもres Folderのデータが300件程度ではほとんど瞬時です) なので,毎日 res Folderを空にして, K_XML Fileの不要レコード(A Fileに参照されなかったレコード)を削除したほうがいいでしょう。もっとも, 上記の理由で, 2〜3日かまわなくても, もたつきは感じません。

K_XML Fileの “delete” ボタンは 処理実行日付時刻と性別がnullのレコードを削除するようにしています。