オンライン資格確認 導入記 (No.6)         2021.5.30更新

連携アプリケーション その4               


最初に, 連携アプリケーションを接続試験環境で使う, という設定をした覚えはありません。

これはONSに質問していないのですが, 推測するに, この連携アプリケーションは本番運用が始まる 1〜2年前よりレセコンベンダーの人たちが, レセコンとの連携を計るために試験接続環境で使っていたものと思います。ですから, 連携アプリケーションは 最初に試験接続環境で動くように設定されていたのだと思います。本番になったら,切り替えてくださいね...ということなんでしょう。


接続環境の切り替え手順書_1.15版に従って ツールソフト(zip)を C ドライブで展開し,

まず, 接続試験環境にLogin してから, その状態で

** 蛇足ですが, 接続試験環境でのID,PWは設定しておく必要があります, これは 本番環境と同時に作成したものと思います。このID(マスタアカウント)は利用申請後, 医療機関等ポータルサイトでgetできます。(これが分からずに困りました)


ChangeEnvironment.bat を実行する。


再起動して 切り替え完了

連携アプリをinstall した段階では そのアプリの”環境Flag”が”試験”になっており, ChangeEnvironment.bat を実行すれば,そのFlagが”本番”に変わるんでしょうね。


これで req Folderに 要求XMLを放り込んで, Web環境のときと同じ回答XMLが得られるようになりました。とりあえず メデタシ, メデタシ

しかし, これをFilemakerから制御しないといけないわけです。XML データのimport, exportができればいいわけですが...


これまで体系的な理解もせず, がむしゃらにセットアップに励んできました。山の中腹あたりかもしれません。 ここらできた道を振り返ってみると, ちょっと全体像がおぼろげに見えてきます。下記 ポータルサイト(登録制で, 誰でも登録できます)にある, <各種資料ダウンロード>に 最新の資料がすべて掲載してあります。


この中の <医療機関等向け オンライン資格確認システム 操作マニュアル>をザーと眺めると, 全体像が見えるような気がします。

オンライン資格確認システムには 多くのアカウント登録が必要ですが, それらのほとんどはEdgeのWeb照会画面で登録できるようになっています。


でも 次は顔認証マシン(富士通)が届いたので, その連携をトライします。道は遠いですね。


それにしてもかなり大がかりなシステムだと思います。これを切れ目なく運用するにはかなりの資金が必要でしょうね。どこかのIT会社が請け負っているのでしょうが, 銀行システムを引き受けている, 富士通, NEC, 日立, 東芝, IBM なんかでしょうか?