オンライン資格確認 導入記 (No.11)         2021.6.20 更新

回答 XMLをテキストとして一括インポートする

遠隔操作を可能にする      


それでも いろいろ試行錯誤しているうちに Mac v18, v19では xml を テキストファイルとして“Folderごと"読みに行く, という設定が可能であることに気がつきました。



以下のようなXMLがsimple Text として出力されます。

xml をテキスト Fileとして読み込めるなら, タグに挟まれた値を正確に読み取れるので, xls スタイルシートで読み込むより確実で, ずっと助かります。



Macのv16, Windows10( v18,v19) では下記のエラーメッセージが出てきます。うまくゆきません。


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この違いについて Claris のサポートに問い合わせたところ, 検証して見ますといわれ, 「オオッ」と驚きの声が聞こえましたから, 認識されていなかったようです。(このこと自体が驚きです), で 後のメールで

「ご連絡いただきましたFileMaker Pro 18 Advancedのインポートの件、XML形式のファイルをインポートする際のWindows版とMac版の挙動に違いについて確認が取れましたのでご案内いたします。......」

サポート担当がいうには, 本来の使用法ではないので, MacとWindowsで違いが出るのだろう...という, 深くないコメントでした。しかし, これは本社開発部が意図して行っている改良の一端だと推測しています。この機能は助かります。

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テキストとして一括インポートできるなら好都合です, 顔認証Fileも Folder内のFileを毎回 一括にテキストとして読み取った後, 実行日時がもっとも直近のものを選択すれば,それが 探し求めるFileになります。これはres Folderでも同じ方法で 目的のFileを探し求めることができます。

受診者が貯まってゆけば, 毎回 50件-100件と読み込むことになるでしょうが, もともと軽いデータですから, 数は問題になりません。瞬時に結果が出ます。不要なデータは後で削除します。

読み込むと同時に全件の <ProcessExecutionTime>(処理実行日時)を取得し,それがもっとも直近のもののデータを目的のレコードとして特定します。

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実はFilemakerには, <wordA>, <wordB>で囲まれた文字列を取り込む,という関数がありませんので, Intermediateという自作のカスタム関数を使います。 手前味噌ですが, 割と使い勝手がいいです。(^.^)

http://sanox.org/Filemaker_Tech/Tech_02.html

http://sanox.org/Filemaker_Tech/Tech_19.html

road13のサンプルFileではこれを使っています。


先にも記したように Mac v18,19の環境で稼働しますので, インポート処理は あくまでMac側でしないといけません。そのためには Macとオンライン資格確認端末(Window)を File共有して, OQSの res, face FolderをMacからFile共有でのぞき見る格好で Fileを読みます。

MacとWindowsのFile共有の方法は ネット検索でたくさんヒットしますので, それらをご参考にしてください。ただ, 私の場合, 過去になんかうまくつながりませんでした。

そもそも自分のマシンなら, MacでもWindowsでもユーザー名,パスワードが同じだったりします。これがつながりにくい要因ではないかと踏んでいます。ちなみにそれを違えてみたら, すんなりつながりました。しかし, 毎回, つながり易さは違います。WiFiをON/OFFする,など, 設定を毎回変えるのがいけないのかもしれません。

下の図はMac側で, IO・data のオンライン資格確認端末(APX-MEDICAL)の res, face Folderを表示させたときの図です。



この利点は オンライン資格確認端末にまったく触れないで, Mac側の電子カルテ端末で操作できる(遠隔操作)という点です。Filemakerを 資格端末のWindowsにinstall する必要もありません。